2025年11月18日

ミュージシャンはAIを実際どう使っているか

Perceptions, preferences, and appetite for the future

AI has been part of LANDR’s DNA from the very beginning. Twelve years ago, we launched the world’s first AI mastering tool, opening the door for artists everywhere to achieve professional results on their own terms. Since then, we’ve seen both the opportunities and the challenges that come with using AI in music creation.

This survey was developed to better understand how creators perceive, use, and plan to use AI in their workflows. We’re sharing our insights openly so the entire industry can benefit, helping to build a music-making community that is open, informed, and inspired.

LANDR Musician AI Usage Habits Study
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調査方法

本調査は、2025年9月30日〜10月6日に実施。LANDRのグローバルなコミュニティーの16歳以上の音楽制作者1,241名が対象です。 オンラインで実施し、複数の形式の質問を30以上含みました。 回答者の音楽制作経験は初心者から上級者まで幅広く、多様なジャンルで多様な制作手法を用いていました。

トピック

  • AIに対する認識
  • 音楽におけるAIの活用
  • 利点と懸念
  • 今後の活用意欲

How Musicians Use AI

主なポイント

AIはクリエーターの自己完結を可能にしています

アーティストの87%が、ワークフローのどこかでAIを使っています。技術的な制作作業から創造的な支援、プロモーション支援まで幅広く。 アーティストは、スキルの不足や時間の制約で本来できないことを、これらの道具が助けてくれると述べています。

ソングジェネレーターの受容が拡大

回答者の29%が、ワークフローのある段階でソングジェネレーターを使っています。特にボーカルや楽器などの楽曲パートの作成に。 40%が試してみたいと考えており、完成したトラックよりもパートやアイデア向けに関心が高い。

プロモーションでのAI活用に強い関心

AIが制作やプロモーションでアーティストを支援する52の検証項目の中で、最も求められた支援はアルバムカバーの作成、ターゲット視聴者のリサーチ、統計の分析、プロモーション戦略の設計でした。 回答者の80%以上が、これらの作業にAIを使う、または使いたいと考えています。

AI採用者は活用を深め、従来派は取り残されるリスク

69%のアーティストは昨年より多くのAIの道具をすでに使っており、これらのクリエーターの90%は来年さらに増やす予定です。 採用を増やしていない30%では、今後増やしたいのは4人に1人にとどまります。制作アプローチの分断が広がり、従来派は少数派になりつつあります。

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